ほっちゃん_happyブログ

経験40年以上の現役一級建築士の"happy"提言

元気なときこそ一病息災と上手につきあう

一病息災とは、
ちょっとした病気持ちのほうが、かえって、からだに注意するので、むしろ健康な人よりも長生きする。という意味ですが、いっぽうで無病息災、ということばもあります。
文字通り、病気もせず、元気である。
という単純明快。

持病は『元気の素』かもしれない。

ときにはひと休み


もともとは仏教用語であるらしい。
もっと深い意味がありそうですが、それはさておき、いまのぼくは、まさに「一病息災」に属します。
もう7,8年、前立腺肥大症を抱えて暮らしているからです。

激痛と共に血尿が出て、あわてて病院に駆けこんだときは、
受付の窓口で病状を告げる声が弱々しく、かすれ、自分でも恥ずかしくなるほど、うろたえてしまいました。

エコー検査の結果、前立腺肥大症と診断されました。
幸い、薬のおかげで、すぐに痛みも出血も治まり、大事なく、現在に至っています。

この病気は、薬を飲みつづけるしかなく、
完治することはないようです。

たしかに、現状維時であれば、
日常生活に支障を及ぼすことは、それほどありません。

いつもこの病気のことは頭のどこかにあるのですが、いまではすっかり慣れてしまって、「それはそれとして、こっちへ置いといて」
というように気持ちの切り替えができるようになっています。

では、健康にひと一倍、気をつかっているのか、というと、そうでもありません。

普通にしています。
普通にしているつもりです。

でも、やっぱり、どこかで、気にしているのも事実。

からだに、ちょっとした違和感を抱くとき、
ふと、いやなことが脳裏を駆けめぐったりします。

そのうち忘れてしまいますが。
持病とは、そういうものなのでしょう。

喉に刺さった小さなトゲのように、忘れたころに消えてくれたらいいです。

そう願っています。