ほっちゃん_happyブログ

経験40年以上の現役一級建築士の"happy"提言

幸せになるための良書5冊を紹介します

しあわせだよ!

「しあわせ」って何ですか?
そう問われて、あなたは、すぐ答えられるでしょか?
難しいですよね。「しあわせ」は人によって、みんな違います。基準なんてどこにもありません。もし、あなたが「しあわせ」を求めて迷っているのなら、つぎの5冊の良書を読むことをオススメします。

1・「最高の人生」スコット・アラン著/ディスカバー

 

 

この本は、自分の夢を追いかけるために必要なことや、自分の人生を、より幸せにするためのヒントやアドバイスがたくさん書かれています。自分の生き方に疑問を持ったり、満足していない人や、自分の可能性を信じられない人には、ぜひ読んでほしい本です。

この本で、特に印象に残ったのは、以下の3つです。

1.自分の心に正直になること。

自分が本当にやりたいことや、自分が本当に幸せだと感じることを見つけること。他人の期待や評価に左右されずに、自分の心の声を聞くことができれば、自分の人生はもっと楽しくなるはずです。

2.リスクに立ち向かうこと。

自分の夢を追いかけるためには、ときにはリスクをとったり、挑戦したりする必要があります。そのときに感じる恐怖や不安は、自分の成長を助けるチャンスでもあります。恐れず、勇気を出して一歩踏み出すことができれば、自分の人生はもっと素晴らしくなります。

3.自分の価値を認めること。

自分は十分ではないと思ったり、自分を責めたりすることはやめましょう。他人と比べる必要はありません。自分は自分であり、他の誰でもないことを誇りに思いましょう。自分の長所や強みを見つけて、自信を持って生きましょう。

この本を読めば、人生に対する考え方や行動が変わるかもしれません。現状に満足していない人は、ぜひ読んでみてください。なにかが変わるはずです。

2・「反応しない練習」草薙 龍瞬 著/KADOKAWA

 

 

この本は、自分の感情や考えに振り回されずに、穏やかに生きるための方法を教えてくれる本です。著者は、心理学者でありながら、自分も過去にパニック障害やうつ病を経験したことがあるから、読者の気持ちに寄り添ってくれます。

著者が提案している「反応しない練習」とは、自分の心に起こるさまざまな感情や思考に対して、無理に抑えたり変えたりせずに、ただ観察すること。そうすることで、自分の心の動きに巻きこまれずに、客観的にものごとを見ることができるようになる。例えば、誰かに怒られたときに、「私はダメな人間だ」とか「あの人は嫌いだ」とか思ってしまうことがあります。でも、それらは自分の心が作り出した物語であって、現実ではない。
だから、「反応しない練習」をすると、怒られたことは事実だけど、それ以外の感情や考えは自分の心のなかで起こっているだけだと気づくことができる。そうすれば、怒りや悲しみに支配されずに、冷静に対処することができるようになります。

この本は、わかりやすく、楽しく読めるように書かれています。心の悩みを抱えている人や、もっと自分らしく生きたい人におすすめです。著者の本音やエピソードもたくさん紹介されていて、親しみやすい感じがします。わたしもこの本を読んで、「反応しない練習」を始めました。すこしずつ心が軽くなってきた気がします。

3・「精神科医が見つけた3つの幸福」樺沢 紫苑 著/飛鳥新社

 

 

この本は、精神科医が書いたもので、幸せになるための3つの秘訣を教えてくれます。どんな秘訣か? 
詳しく知りたい人はぜひ,この本を読んでみてくださいね。でも、ちょっとだけヒントを。

1つ目の秘訣は、「自分の感情に正直になること」

自分の本当の気持ちを隠したり、無理したりしてしまいませんか?
でも、それではストレスがたまってしまうし、自分らしく生きられません。だから、自分の感情を素直に表現することが大切なんです。もちろん、他人に迷惑をかけたり、失礼なことを言ったりするのはダメですよ。でも、自分の意見や希望を伝えたり、嫌なことがあったら泣いたりすることは、自分の心優しくすることにつながります。

2つ目の秘訣は、「自分に合った目標を持つこと」

周りと比べてしまって、自分はダメだと思ってしまいませんか?
でも、それでは自分の可能性を狭めてしまうし、楽しくありません。だから、自分に合った目標を持って、自分のペースで頑張ることが大切なんです。もちろん、目標は高く持ってもいいですよ。でも、無理をしないで、自分のやりたいことや得意なことに挑戦してみることは、自分の成長につながります。

3つ目の秘訣は、「人間関係を大切にすること」

孤独だと感じたり、人間関係に悩んだりしてしまいませんか?
でも、それでは心が寂しくなってしまうし、幸せに感じられません。だから、人間関係を大切にすることが大切なんです。もちろん、すべての人と仲良くする必要はありません。信頼できる友達や家族や先生などに相談したり、助けてもらったりすることは、心の支えになります。

わたしもこの本を読んでみて、気持ちが明るくなりました。みなさんもぜひ読んでみてくださいね。

4・「心の持ち方」ジェリー・ミンチントン著/ディスカヴァー

 

 

多くの人が、人生にポジティブな変化を求めます。
この本は、ビジネスをはじめとして、なにをするうえでも成功するために役立つ、心の持ち方のヒントを92項目にまとめたものです。

  1. 自分を大切にする
  2. ネガティブな考えや人から離れる
  3. 楽観的になる
  4. 目標に向かって進む
  5. 自分らしく生きる
  6. よい人間関係をつくる

「自分のことは、もう十分にわかっている」
と思っていませんか?
あなたの能力は,まだ、ほとんど開発されていません

では、自分の隠れた才能を見つけるには?

  • いままでと違うことに挑戦する
  • 新しい趣味に取り組む
  • 想像もしていなかったことをしてみる
  • 心を開いて前向きになる

あまりにも多くの人が、冒険の楽しさを知らず、自分の能力を存分に発揮していません。私たちには、自分を過小評価する傾向があります。正確な自己評価をせず、他人の評価に流されやすいからです。
「失敗しないことは、なにも学ばないこととおなじだ」
と著者は言っています。いっぱい失敗したからといって自分を責めてはいけない。まさに「失敗は成功のもと」なのです。
この本は、勇気を持って、前へ踏み出すきっかけを与えてくれるでしょう。

5・「サーチ・インサイド・ユアセルフ」チャディー・メン・タン著/英治出版

副題「グーグルの人材は,この研修で成長する」自己認識力、創造性、人間関係力を高めるアプローチ

 

 

「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」とは、自分の内面を探ろう、という意味です。 この本は、そのSIYのカリキュラムについて書かれた本で、マインドフルネスやEQを通じて、人が幸せになる方法を示しています。

SIYの目的

  • すべての人が瞑想の恩恵を受けられること
  • 瞑想の恩恵を、広く世間に認めてもらうこと
  • 瞑想を実践し、習慣化すること

SIYのカリキュラムの土台となっているのは、マインドフルネスと最先端の科学であるEQです。

EQとは、心の知能指数のことで、自分や他人の感情を理解し、コントロールする能力のことです。IQ(知能指数)とは異なり、学習や経験によって高めることができる。EQは,対人関係やビジネスにおいて重要な役割を果たすといわれています。

「世界一しあわせな人は、どんなふうに見えるだろう?」
この問いかけから始まる本書は、マインドフルネスを実践することで、EQを高め、生き方や働き方の新たな視点を展開します。
ふつうの人たちが、ふつうの生活のなかでマインドフルネスを実践していくうちに、気がつけば、自分が変わっている。

  • 大事なプレゼンを落ちついてこなした
  • やんわりと指導することができるようになった
  • どれほど相手の話を聴いていなかったことか!

この本を読めば、ほんとうのマインドフルネスの息吹を感じることができます。8週間のSIYカリキュラムを受講したグーグル社員の多くが、「人生が変わった」と感じたそうです。
「世界一しあわせな人は、じつは自分だった!」
なんてことになるかもしれません。この本は、はじめから、つぶさに読んでいくことが、もちろんベストなのですが、目次を参考にして、必要な部分から読みはじめてもいい。何しろ、マインドフルネスの英知がぎっしりと詰まった本ですから、その一部を切り取っても、もちろん一級品です。

この本は、どんな人にオススメですか?

  • 自分を変えたい人
  • 幸せを実感したい人
  • 人を幸せにしたい人
期せずして、心の持ち方に関する本ばかり5冊を紹介することになりました。
「幸せ」とは、結局は、心の持ち方次第だということなのかもしれません。心の持ち方を,すこし変えるだけで、「幸せ」は手に入ります。日頃の、なにげない、ささやかな「幸せ」感こそ、ほんとうの「幸せ」なのかもしれません。あなたも、身の回りにある、ささやかな「幸せ」を探してみてください。きっと、すぐそばで「幸せ」は、あなたに気づかれることを待っていますよ。